風呂敷で簡単な手順でバッグを作る

旅行先では現地でしか販売されていないご当地グッズや名産品のお土産だけではなく、食事や飲み物などを購入することがあります。

多くのお店ではレジ袋が有料化されていますが、普段ならエコバッグを持ち歩くものの旅先では面倒なことからついついレジ袋を購入してしまいがちです。

その積み重ねがやがてプラごみを増やして環境へ影響を与えてしまうため、ひとりひとりの日頃からの取り組みが重要です。そんな時でもプラごみを減らす方法として風呂敷があれば、エコバッグの代わりに利用することが可能です。

エコバッグを持ち歩く

最も汎用性の高いしずくバッグは、水の雫のような形をしていることから名付けられ、風呂敷を折ったり結んだりするだけで簡単に作ることができます。

まずは裏面に向けて三角に折り、両端を一つ結びにしてから表面に返し、両端の結び目を中に入れて先端を真結びすれば、しずくバッグが完成します。

小型のレジ袋とほぼ同等の容量で、おやつやおにぎりなどちょっとした買い物を宿泊先の部屋に運ぶ程度であれば十分な強度を持っています。風呂敷の図柄も相まって、環境負荷の低減に貢献しつつ小粋でおしゃれな一時を演出することが可能です。使い終わったら風呂敷の結び目を解いて折り畳めば、コンパクトに片付けられるのも便利です。

使い捨てエプロンの消費を軽減

旅先では現地で採れた旬の食材を贅沢に使用し料理長が腕を振るったお食事も楽しみですが、レストランの中には小さなお子様が衣服を汚さないために使い捨てのエプロンが提供されていることがあります。

使い捨てエプロン

旅先で衣服を汚してしまうのは大変な手間で、綺麗に保持するためにグッズが提供されているのはありがたいことです。しかし、そのほとんどはプラスチックを原材料にして作られており、廃棄することで環境への負荷が懸念されています。

また、お店に用意されていない場合は持参することもありますが、使い捨ての物なら量が多くなるほか、布製のものでも持ち歩くのは大変です。

そこで環境への配慮と旅行グッズの消費を減らすという両方の目的を達成するために、またしても風呂敷が大活躍します。まずは風呂敷の下側の両端を一つ結びし、上側を子供の首にかけてサイズ感を調整しながら真結びするだけで子供用エプロンの完成です。

これならば環境負荷も削減できるのに加えて、もしも汚してしまっても洗濯をすれば何度でも再利用が可能です。風呂敷のデザインがお子様の胸元をおしゃれに演出し、楽しい一時を過ごすことができます。

畳んだり結んだりすることで様々な用途に利用できる風呂敷さえあれば、旅行グッズの消費を減らすことができます。

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