ふろしき我現在でも活躍できるか

江戸時代やそれよりも昔には、風呂敷がよく使われていました。これは、ものを運ぶときに非常に便利であり、多くの人がこれを利用していたことが過去の歴史の研究でもわかっています。

江戸時代から風呂敷は使われている

庶民に流通したと言うことで、庶民も使い勝手が良かったことをよく認識しているでしょう。もしこれが将軍家でしか流行していなかったら、日本の文化としては非常にマイナーなものになり、多くの人に知られることもありませんでした。そしてこれが歴史として伝承されることもなかったわけです。

庶民にうまく流通したからこそ、これが現在でも使われている傾向があります。とは言え、昔に比べると使っている人はそれほど多くありません。何故かと言えば、それに対応できるバックなどが流行しているからです。

バックと言う言葉は言葉を見てもわかる通り、カタカナですので日本以外のものとは少し異なります。そして、どっちが環境にやさしいかと言えばおそらく風呂敷の方でしょう。

1部の人はそれを知っていたとしても、それが国民全体に伝わらなければ意味がありません。もしこれを積極的に利用してほしいと考えるならば、それを公にすることが必要です。全国民の9割とは言いませんが半分ぐらいにふろしきの素晴らしさが知られるようになれば、さらに流通できる可能性が高いです。

どのようにしたらこれが広まるかを知りたい

 

最近は時代の流れとして、エコロジーの考え方が浸透しています。エコロジーと言うのは要するに、ゴミの量を減らすと言うわけです。

ゴミの量を減らす理由は言うまでもなく、ゴミで溢れかえっているからです。一方で、二酸化炭素の排出量を減らすと言う意味においても、非常に重要な役割を担っているといっても言い過ぎではありません。

では具体的にどのように大べきかと言えば、やはり可能な限り再利用をすることでしょう。また、いちど処分したものを再び別のものにしてみても良いかもしれません。

例えば、あまり知られていませんが、プラスチックリサイクルでふろしきを作り出すこともできるわけです。これはある意味、風呂敷の新たな魅力といっても言い過ぎではないでしょう。

ただ、ごみを減らすために積極的にこれを購入すると言う人は実はそれほど多くありません。もう一つその魅力を伝えることが必要になるでしょう。そのため、最近積極的に活動しているのが京都のれんと呼ばれるところになります。

いろいろなデザインを持ち、しかも利便性が良くそれほど重くないものであればこれに包んでいることでおしゃれな魅力を発揮できるかもしれません。日本の和服と一緒に流行らせるとなお良いでしょう。